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2010.01.29 ただのいぬ。展

S さん親子と夫と逗子に『ただのいぬ。展』を見に行く。
捨てられた犬、迷い犬・・・・・。
展示は、写真と短い言葉で構成されていた。
里親と出会い引き取られていく犬。
引き取り手が見つからず、旅立っていく犬。
ふたつの道をたどる犬たちが、写真のなかからわたしを見ていた。
写真を見ながら、言葉を追いながら、ひとつの記憶がよみがえってきた。
編集者だったころ、わたしは、ある施設を見学させてもらったことがある。
そこは、動物愛護センターという名前がついていた。
愛護センターという名前だけれど、その場所は、犬と猫が、処分されるところだった。
1日がすぎるごとに、死にちかづいていく檻。
そのなかで、鳴いている犬。運命を知っているのか、あきらめたように見える犬。
見ているのが、つらくなる光景だった。
施設で働く人の苦悩。やるせない思い。そんな話も聞かせてもらった。
そんななか、飼い主が探しにきて家にもどっていく犬がいることが、何よりの救いだと話してくれた。
犬や猫を捨てるのも人。それを助けるのも人。複雑な思いにつつまれた。
写真を見ていたら、そのときのことを思い出した。
「わたしは、この光景を見たことがある・・・・・」と。
もう、15年以上前のこと。
でも、15年も時間が流れたのに、ほとんど何も変わっていなかった。
施設を見学させてもらったとき、わたしは涙があふれた。
けれど、今回は、泣かなかった。
いつか犬といっしょに暮らしたいと思っている。
そのときは、保護された犬にしようと夫と話している。
いつか・・・・・きっと。

http://www.tadanoinu.com/exhibition_vol06.html

PICT1544.jpg

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アメリカでは動物愛護センターのようなところを、humain societyと言います。25年ほど前、アメリカに住んでいたとき、処分前の犬を2匹もらいました。1匹につき確か50ドルほどの手続き料を支払った記憶があります。あるとき1匹の犬が迷子になり保護され、すぐに電話連絡が入りました。飼い主登録システムが確立されていて、とても感心したものです。

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